FC2ブログ

揺れるカーテン。

沢山の房が風にそよぎ、気というものが沸き立つ高貴な薄紫。上の素描は雨の日。下の素描は晴天。はっきり見えないもの、見えるもの、
対比が面白いが、私は、雨に煙る様な感じに不思議さや美しさを感じる。

私の睫毛に霧雨の粒がいっぱいたまっていた。
スポンサーサイト



藤香の頃。


今年は一週間早めに大藤が開花した。むせ返る様な甘い香りが充満する。風に揺らぎ薄紫のカーテンの様でもあり、幽霊の様にも見える。大小の蜂が香りにつられブンブンと集まって、不思議な気分になる。どちらが天使でどちらが悪魔なのか・・・そんな気分になって来る自分。
天使か悪魔か・・・残り香を持って、夜、私はその感覚に
一体化する。

庭に来た子(愛しきものよ!)。


今はもう離れし我が庭に、遊びに来ていた野良猫ちゃん。小さくても全身が野生のアンテナを立てて!。生き生きしていて愛しい命として私は捉えた。私は花でも動物でも、品種に拘らない。いかにも高級そうなものの中に嘘が観え、一見それとは反対の中に真実が在るからである。

陽光の庭。


古風な庭に、絞りの椿が春の輝きとなって降り注ぐ。

萌えぐ流光。


萌色の若葉に差し込む陽は、森に命を与え、心臓部である事を感じさせる。それが地面に降りて来る。浮き上がる曲線が面白い。

心易い影(東京銀座兜屋画廊・個展作品)。


大きな杉林の合間に、それは、ほんの少しの月光の支配を受けて。

炎。


珍しい品種のチューリップである。是を始めて観たのは、もう20年も前。京都勉強中訪れた河井寛治朗記念館・・洒落たガラスのコップに一輪、照明を控えた寂びた京壁の前に生けて在った。驚いた!。炎に観えた。その後このチューリップが気になり観察したくて、球根を必死で探し手に入れて咲かせ、スケッチを繰り返した。何年たとうと、自分の心に、脳に入った感動は、長い年月を経ても画面に出るのである。

春土。


ホクホクした土から、フキノトウが芽を出す、季節の摂理の中に美という宝物を見つけて。・・・侮れない力です。

スミレ物語。


スミレが盛んに咲いています。宙に浮き、自由に浮遊しながらスミレ同士が語り合っている感じ・・・・描きながら、そんなイメージが。

独り静か・(女の顔)。


夜・・・私は独り自分の扉を開ける。お能・風姿花伝の世界が其処に待っている。・・・足音さえもしない。