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黒い川。


京都らしい町家の家並みも、今では巨大マンションや現代的な洒落た家屋が多くなり、あまり観られなくなった感じを受けます。それが良い事なのか?、どうなのかは、分からない。時代の波が黒い影の流れとなって、此処にしかない古都の呼吸という物を押し流している気がしたのは、自分だけだろうか・・・陽が落ちる頃、そんな事を思いながら走らせた筆。
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四条の夜。


ちょうど都踊りを表示する朱の提灯が、宵闇に華を添えている京都四条商店街。
其の上にどっしりと覆う歴史の墨の闇。この華やぐ時に、舞妓芸妓が自分を張った情念が息づく!。
  嵯峨野祇王子の庵主、今は亡き高岡智照さんを、ある時期まで私は知らなかった。京都勉強時代の頃は御存命であったはず。・・・お逢いしたかったな・・・と、桜がかすかに香るように、今は思う。

櫻の下の満開のガオォー!!。




京都・清水寺舞台手前に構える巨大な守り犬です。
あうんでは無く、向き合う2体は両方大きな口を明けています。装飾は中国や韓国の影響を強く受けているのではないか?・・・と思われました。でも、大きくて、開いた四角い口がそっくり返っていて、何ともユーモラス!!。
面白くて、思わずパチリ

。広がる青空いっぱいの空気全部を吸い込みそうで、リッパ。この守り神様の背中に乗りたいッ
と思いました。



この高台から、ふと、京都の街を見下ろせば、盆地の街中は巨大マンションが建ち並んで
外人さんに話しを聞けば、「ジョギングをしに来た」と言います。ギョッ

この歳月の流れと変化を、巨大な守り神さまは、どう感じているのかな・・・そんな事をちょっと考えながら歩いた五条坂でした。

BLACK &  WHITE。



桜とは投稿が前後するが、寒風に吹かれながら今年も取材した寒牡丹である。
黒はたっぷりとした見事な艶と芳醇な香りを放ち、白は花びらが寒気に透け、その一枚一枚は絹のよう。大きな羽を広げたり、幾重もの羽毛で身を守ったりしながら氷上に舞うスワンを連想させてくれた。
強い寒風の中、3時間、4時間と、感じて目の止まった牡丹を前に負けずに一歩も動かず取材にのめり込んで行く自分がいると、集中力の状態を測る事が出来て、ちょっと、嬉しく思った。

信頼   9年目の春。



この世は 自分を探しに来た所。
この世は 自分を見に来た所。
好きなものの中に 必ず私は居る。桜の時期を9回越えて、疑いの無い マナコよ麗し!。   
見つめるキャッツアイ     甘えるキャッツアイ・・・ 
私のムスコには、立派な尻尾とお髭が生えている♪。

白櫻・魂の幾千幾万。




忙しかったこの数日間に、気が付けばほぼ満開に櫻が開花している。
・・・・暗くなった頃駆けつけ、天気が崩れる前に、観るに間に合った。
春らしく青空の下・・・それも素敵だが。
薄墨を流したような暗さの中を「魂の幾千幾万の蛍」となって猛烈な力を含みながら静に光を放つ
母と娘の涙の櫻というものも有る!。
何時までも其処に留まって記憶の重石になっていようとは思わないが。
私の母は、人生の最後にこの櫻を観て、そして、娘の私の前で、初めて頬を涙でいっぱいにした。二人の心が、言葉など一言も無くとも完全に通じ合った瞬間だった事を思い出す。魂の合体であろう。
その命の櫻を、写真におさめようとしていた闇の入り口で、たおやかな風が・・・私の身を包んだ。
 
・・・どんな危機も切り抜けて来たね、でも、もう一歩!、しっかり生きよと、バトンは渡された。