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関口眞世の  旭山動物園・シンリンオオカミ紀行(4)。







って
精悍な司令塔のオオカミが大きく育った子供達を統率し、彼が遠吠えをすれば、家族全員が集まっての壮大な遠吠えが始まる
北の血と汗と涙の開拓の大地に オオカミ達の声は太い束と成って地うなりを走らせ、其れは透明な空気に浸透して行く。
 
 
まだ 群れがしっかりと形成されていなかった初めて取材した頃、
やがて司令塔に成長するケンが、黙々とスケッチする私の直ぐ側にサッと降りてきて 澄んだ金色の目を反らさず私の目を見つめながら遠吠えをした時の事を   思い出す

非常に鋭敏な野生は、私をキャッチし、自己主張をしたのだ。「私は・・・そういうお前を知る為に、此処に飛んで来たのだよ・・・・」  そう思い、涙が溢れたのは何故?!。
きっと・・・、あまりにも    尊いと感じたから!!。
 
成長した今は、迫力はもう、その時とはうんでいの差である。   本当に 素晴らしい!
 
母が私に残した白百合を  彼らと 北の大地に捧げておく。
そして、この地球上で生きる事の厳しさを共に歩みながら、彼のオオカミに生まれた運命を 最後まで心を持って見つめて行きたいと思う。
 
 
成長し、迫真の彼らの声の真実!。其処には彼らの命の楽しさも、 心地よさも、 きっとあるのだろう。 自由に謳え 命の謳を。
 
 
厳しくとも健やかな命であれ! と、凛々しく美しい横顔に、祝福する気持ちで胸がいっぱいになる。
 
 
 
 
 
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暑中お見舞い ( A Present for Mountain of Princess) 。



オオカミ紀行の合い間から      暑中お見舞い申し上げます。
 
何時も 私のブログを御訪問御覧下さり 時には温かく、時にはシャープな目で見つめ、時には楽しいユーモアを持って接して頂きまして   誠に有り難う御座います。
もうダメかと思う時も御座いますが、そんな時、とても励みになり、本当に心から感謝いたしております。
 
 
おおらかに、ヤマユリが咲いています。
山の大氣と養分をたっぷりと吸って、 汚れない山の香が   宙に舞います。
人の手加えが無い山の女王の 野生味と品格。      私の一番好きな花でしょうか。
 
皆様に プレゼントさせて頂きたいと思います。
梅雨も明け、一番暑い季節となりましたので  皆様、お体御自愛下さい
 
 
これからも、何卒宜しく 御願い致します。
 
 

関口眞世の  旭山動物園・シンリンオオカミ紀行(3)。







シンリンオオカミといっても、毛並みの色は様々有るようだが
私が懸命に取材しているオオカミは、黒と白っぽい仔のペアーがトップで、群れが形成されている。
白は♀マース おとなし目さん。黒の♂が司令塔であり非常に鋭く個性的なケン。何でもまず彼が先頭を切り、行動を起こす。 走り出す。 しっかりとした意思を持って。
 
飛び入り写真は、如何にも彼らしい表情である。
 
・・・・・この目
 張り詰め 気を抜かぬ 何と澄んだ命の剛健な事
。  
この目は射抜く。     この目の裏側に在るものを 私は観ている。
 
 
ケンがこれ程の仔なのだから、マースはおとなし目さんでも大丈夫だね


    密かに思う時
私の心は  温かくなる。  そう・・・温まる。 そして、この驚異的な野生の魂の位に、  ・・・感謝する。

旭山動物園チャパツ園長  と  眞世サン  と  オオカミの仔。




 
初めて見たオオカミの仔です。♀女の仔が2匹、産まれており、子犬のようで、ポッテリちゃん、とても愛らしい。
ホゲホゲした産毛
  たまらない。
オオカミの成長は早く、直ぐに大きくなってしまうので、ヨチヨチしながら親姉兄に守られて、新しく掘られた巣穴からの出入りする姿を観る事が出来て、ラッキーです。
 
この日のあまりの暑さに 今やTVなどで知られる名物園長さん オオカミの森にお目見え。 そして、ホースで水撒きをしてらした。あらら・・・・・とても、チャパツ

 
私はひたすら真剣に  オオカミ達を追っていた

この刺繍のベッチン生地の鉢巻は、アイヌ資料館で見つけた。一つくらい 現地でしか手に入らないお土産を自分に買うのも悪くはない。
・・・

気合いが入る気がする・・・。
大事に使いましせう     気に入っています
。 

・・・雨の贈り物。


今日は雨。暑さが一休み。 
・・・ひとつぶの贈り物が  薄っすらと咲く姿は  和紙にさえ静に滲んで行くようです。
灼熱の激闘の中 描き抜いた熱いオオカミの投稿の合間に

     涼しげに    ・・・如何?。
 
何時も御高覧頂き、応援して下さる方々へ、  清楚な恵のプレゼント

です。お受け取り下さいませ。
有り難う御座います。心から感謝致しております。

関口眞世の  旭山動物園・シンリンオオカミ紀行(2)。








山の生態系のトップと云われる  やはり・・・山の大きさ恐さに負けぬ力を有する野生の威力を垣間見る。
優れた聴力   判断し   高い岩山から猛スピードで走り 宙へと飛び跳ね
揺れるタテガミは黄金の竜の鱗と化し、弾け輝く!。
 
 
スパイクの役目果たすオオカミの爪。
頗る発達した肉球。
オオカミは  足で生きると本に書いてあったが、是くらいの足でなければ、-50℃、60℃という極寒の地では生きれないのだろうと、直に観て描いて、真実が観得て来る・・・。しかし、暖かくなると、その足が、木の枝に戯れ、時々いたずらをする。  
生きる季節は廻り、春の戯れに折れて地面に落ちた枝は、冬の厳しさを感じさせる風の形の後。   
・・・そんな一枝に 
彼らの 命の愛らしさを観る。
 
 
生きる運命を背負い、じっと見据える強き意志のマナコ  凛々し!!。
 

関口眞世の 旭山動物園・シンリンオオカミ紀行(1)。






旭山動物園オオカミの森で、色んな生態を観せてくれた シンリンオオカミ達の素描シリーズです。
このオオカミは、約100年前、北海道に生息していたエゾオオカミとDNAが非常に近いそうです。このくらいの感じ、このくらいの大きさのオオカミが一世紀前まで北海道には居たのです。
 
オオカミと人間は、共存は本当に不可能だったのか? ・・・文明の発展の為に何故、撲滅しなければならなかったのか?   思いを廻らせながら、目前で生き生きと成長するシンリンオオカミの姿と  猛暑の中  向き合う自分の背を流れ伝う汗。
汗の数ほどオオカミが観得て来る様な気がする感覚・・・これは夢?と思ったりする 不思議!。
 
 
野生の反応、好奇心、地を這い轟く遠吠え、鬣、襟巻き、孤高の背
ある時は雪の化身の竜舞い降りる如く  ある時は大地さえ揺るがす広大な地の神の如く。
 
今は夏。  
しかし・・・・・
やはり  オオカミには、
厳しい雪の世界が  似合う。
 
 
 

旭山動物園にて!。





旭山動物園   オオカミの森
一昨年よりも、去年よりも、数段成長していた  神なる麒麟が待っていた。
・・・神宿る、竜の化身と言っても良いかも知れない!。
昔、英知の人アイヌの民は オオカミという人間の想像を絶する力を持つこの類稀な動物を
武勇の神(カムイ)と言って崇め、適度な距離を持って共生していたと聞く。
 
利発で媚が無く 凛と張り詰めた 魂の野生と品、美し!!。
 
オオカミというと、絵本でも、映画でも、けたたましく血生臭い描写が多いように思われるが、
観て感じた 我が心のオオカミは  そうではなかった
 
 
此処では、制作するにあたって、今回の現地取材により記録した素描約200態の内 10数点を
時折写真なども交えながら、紹介させて頂きます。宜しくお付き合い下さいませ。
勉強に訪れる度、開園~閉園までの時間、スケッチブックを持ってビッチリひたすら描いている私を、この動物園では係りの人達が静に見守ってくれる。感謝の意を表します。